広告なしで使えるプランに登録しよう。
今なら初回一ヶ月無料!

夜鷺:アグレッシブ据え膳

かみしん

 
 
「明日、俺もそっちも休みだよね。据え膳ってやつだと思うんだけど」
 ソファに座った萬燈を、ラグに座り込んだ比鷺が見上げる。爪先から足を上に辿り、着物の裾を開く。
「おい」
「いいじゃん、たまには俺もしたい」
 下着の上から顔を擦りつけるように刺激し、たまに上目遣いで見上げてくる。そのうち萬燈の昂ぶりがもたげてきたのをいいことに、布から引きずり出してぱくりと口いっぱいに頬張り、そのまま裏筋を舐めあげては、唾液にまみれたカリのあたりをやわやわと舌で甘くなぞった。萬燈の両太股を両手で抑えて、水音を立てながら、口だけで男の中心を愛撫する青年の姿は、普段の気怠さにそこはかとない淫靡さがあわさり、萬燈の目を楽しませる。
「ん、ね、きもちい?」
「……ああ、上手くなったな」
「ん、はぁ、教えて、くれる、んん、先生が、いいから、かもね」
 口淫の合間に、にゃむにゃむと軽口を叩く比鷺の腰が揺らめいている。気付かれないように手を伸ばし、臀部に触れると「あんっ!」と声が跳ねた。
「えっと、いるもの、そこにある」
 比鷺の視線の先にあるクッションの下には、寝室にあるはずのローションと数枚のゴムが隠されていた。
「随分と用意周到なこったな?」
「ん、だって、したかったんだもん」
「ほう?」
「やだったら、いいけど」
「お前な、ここまでされて嫌なわけがあるか」
 ローションを手に取り温めながら、萬燈は苦笑する。足だけでもぞもぞとボトムを脱ぎ終わった比鷺の下着を下ろし、窄まりにゆっくりと指を一本差し入れる。
「んん!」
「キツいか?」
「ぜんぜん、へえき……」
「慣らしたのか?」
「ん、少し、だけ」
「……そうか。なら、増やすぞ」
「んんん!」
 二本目、三本目の指で、くちくちと内側のやわらかさを確認した萬燈は、そっと指を引き出した。
「ああん!」
 その刺激にへたり込む比鷺をソファの上に寝かせ、萬燈は手早くゴムをつける。
「挿れるぞ」
「ん……あ、あああ!」
 いつもより狭い場所でしたからだろうか。挿入して数度前後しただけで、身を震わせて精を吐き出した比鷺の身体を強く抱きしめる。可愛くて、愛おしくて、堪らない。くたりと力の抜けた比鷺の身体に、萬燈は思わず腰を打ちつけた。
「ん、んん! あ、ああ、まんっ、どう、せんせえ!」
「すまん、な、あと少しだ。あと少しで俺も」
 きゃう、と啼く比鷺の唇を塞ぎながら、萬燈は最後の抽挿を繰り返す。迸る熱情を注ぎ終える頃には、二人とも荒い呼吸のまま、どうしようもない離れがたさを感じ、強く互いにしがみついていた。

2021/07/12 07:29
×

ロゴ

気軽にお絵描き、気軽にアップ

ログイン限定機能です。
ログインして便利な機能を使いましょう!